クリスタルボウルの種類について
クリスタルボウルは、お寺やお仏壇にある、「おりん」のような形をしています。大きさは、直径約10センチのものから、大きなものでは、約60センチ以上のものまであります。ボウルが大きくなるほど、重低音の大きな波動を発します。
マレット(バチ)を用いて、ふちを叩いたり擦ったりして音を出します。
ボウルの色は、白か透明が基調です。
2009年頃までは、アメリカ製のクラシック、クリアクォーツ、オプティカルなどの名前のついた、白または透明のボウルが販売されていましたが、現在はそれらに代わり、アルケミーというタイプのものが製造されています。
アルケミーボウルは色のついたボウルで、クリスタルボウルに塗装してあります。水晶には、他の鉱物や貴金属を混ぜることができないので、成形したものに外から色をつけています。
アルケミーは以前からありましたが、近年のものは昔のものとは全く違い、水晶ではない素材で作られています。
*素材については、別のページをご覧ください。
2012年に、初めて日本製クリスタルボウルが世に出ました。
水晶純度99.99%以上、フォーナインの素晴らしいものです。
日本の職人さんが、丁寧に手作りで作られているので、非常に繊細で歪みもなく、高い波動が出ます。
ちゃんと水晶を使って、水晶のボウルと呼べるものを作っているのは、現在ではこの日本製だけでしょう。
2009年頃までは米国製ボウルも水晶を使っていたので、数が多く作れず、なかなか手に入りませんでした。
ものが水晶だけに、波長の合う人のもとへ、タイミングの合う時でないと届かない――それゆえに、「ご縁のもの」と言われていました。
必要なお役目を持つ人へ、必要なもののみが届けられるのでしょう。
日本製クリスタルボウルは、透明で小ぶりなものばかりです。
『虹の王国・アクアクリスタル』に種類と写真が掲載されていますので、ご覧ください。
ボウルの種類記事一覧
材質のお話
クリスタルボウルの材質はその名の通り、クリスタル(水晶)です。粉砕された天然の水晶を大小さまざまなサイズや形状の型に入れ、2000度以上の高熱で溶解し、成型されています。あまり低い温度では、水晶は溶けないのです。だから作るのも大変なのですね。1つ作るのに、時間もかかります。製造当初(30年ほど前)は...