材質のお話

材質のお話

クリスタルボウルの材質はその名の通り、クリスタル(水晶)です。粉砕された天然の水晶を大小さまざまなサイズや形状の型に入れ、2000度以上の高熱で溶解し、成型されています。
あまり低い温度では、水晶は溶けないのです。だから作るのも大変なのですね。1つ作るのに、時間もかかります。

 

製造当初(30年ほど前)は、珪砂の含有率が99.9%の乳白色ボウルが主流でした。近年は、半透明・透明のものと、色をつけたアルケミーというボウルが主流です。

 

水晶は、石英の結晶体です。水晶のボウルは、この結晶化したもので作られています。
結晶化していない石英で作られているボウルもあります。花崗岩の中に含まれる石英を粉にしたものを珪砂というのですが、これを原料にして作られたのが、数年前までのアルケミーボウルです。
これらは音も波動もかなり違いますが、より熱く感じるアルケミーの音を好まれる方は多いようです。
花崗岩といっても、水晶と同じもの(珪砂)を含んでいるので、心身への作用はちゃんとあるのです。
2010年くらいから急に大量に作られ始めたアルケミーボウルに関しては、セラミックやガラス製なので、水晶ではないようです。

 

色がついているものは、たとえ水晶ボウルでも、塗料の分だけ純粋な波動ではなくなります。
※他のところでも書きましたが、水晶には他の鉱物や貴金属は混ぜられないので、外から色をつけています。
飾りのない、シンプルなものが一番いいのではないか、と私は思います。

 

 

どの素材のボウルにも、それぞれの波動があります。
水晶には、水晶の。
珪砂には、珪砂の。
セラミックやガラスには、それらの。
そして、演奏者によっても、バイブレーションは異なってきます。

 

どれが好きか、どれがその人に合うかは、その人が選ぶのです。
いつ、どのボウルに、そしてどの演奏者に惹かれるかも、その人次第です。

 

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